今年度は家族内でインプラント治療をして、18万円の出費。
少しでも費用を抑えるために探した中で、医療費控除が可能であることを知りました。
マイナンバーカード取得後、初めての確定申告。
令和4年1月から、医療費控除、ふるさと納税、地震保険料控除がマイナポータル連携により自動入力が可能になり、
実際に令和4年度の確定申告した結果として、10時間→2時間に短縮した内容をご説明します。
結論としては、マイナポータルと連携すれば、健康保険証と紐づけされて自動入力されるため、お勧めです。
しかし、インプラント治療(自由診療)分は、自動入力されないため、医療費控除の明細書を作成する必要があり、ひと手間必要です。
1.確定申告 マイナンバーカード無し
2.マイナポータル連携(医療費控除編)
3.マイナポータル連携(ふるさと納税編)
4.まとめ(ペーパーレスで自動化した方が良い。)
1.確定申告 マイナンバーカード無し
マイナンバーカードが無い時、手間だと感じていたのは下記2点。
1.医療費控除用の明細書作成(Excel)
2.ふるさと納税の寄付証明書添付
医療費控除は1年分のレシートや交通費メモをExcelに記入するのが手間がかかる。家族分をまとめて作成していましたが、抜けがあって、確認したり等々、多くの不満があったままやっていました。
また、ふるさと納税も確定申告時に寄付証明書を糊付けして提出が手間でした。
こちらは、少しずつ改善されており、ふるさと納税も証明書を添付不要となったり、改善されていましたが、寄付した情報を確認する手間がありました。
今回、マイナポータルとの連携を自動入力したら、上記の手間が大幅になくなりました。(全てではありません。9割方です。)
2.マイナポータル連携(医療費控除編)
医療費の自動入力手順は、国税庁のHPを参照ください。
お伝えしたいことは、Excelも作成せずに確定申告書類を作成できることです。
しかし、自動入力できないものもあるため、それをここでは説明します。
それは、保険適用外の医療費は、従来通りExcelにて入力して、読み込む必要がありました。
私の例を挙げると、以下の2点です。
1.自由診療分(インプラント)
2.通院費
医療費控除しようとした目的として、歯科でインプラント治療を受けたため、その費用を医療費控除しようとしていました。
治療費込で約18万でした。
しかし、あくまで自動入力される医療費は、保険診療のものだけなのでご注意ください。
3.マイナポータル連携(ふるさと納税編)
ふるさと納税は、楽天を利用しています。
他のふるさと納税サイトも同様かと思いますが、寄付金の控除証明書を発行→マイナポータル経由で自動入力が可能です。
そのため、証明書の発行申請 と 申請書はe-私書箱と呼ばれる電子交付サービス(野村総合研究所が運営)経由でマイナポータルと連携出来ます。
手順通りに設定することで、20分程度で自動入力できました。
ちなみに、現在、納税義務者の中での約12%である740万人が申請しているふるさと納税。(出典:総務省のHP)
確定申告者は約365万人、ワンストップ特例は375万人 とまだまだ少ない印象ですね。(出典:第1表 令和3年度市町村民税等の納税義務者等に関する調[総務省のHP]
4.まとめ(ペーパーレスで自動化した方が良い。)
私は、家の中でレシートや証明書等の紙での保管にうんざいしていたので、今回、自動入力を体感し、是非、マイナンバーカード取得に悩んでいる方 や 前回と同様に連携処理せずにやられる方には伝えたく、今回の記事を作成しました。
ありがとうございました。
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