子供が言うことを聞かないない時、ついカッとなり、反射的に起こってしまうこと、ありますよね。
そして、またやってしまったと自己嫌悪。。
それは、誰のせいか、子供?親?はたまた時間が無いから?生活環境?
それとも、日々の仕事疲れ、帰ってからの食事・片づけ・お風呂・勉強等々。。
考えれば色々な要因が考えられます。
ここでは、
・叱ってしまったときの対処方法
・叱る前に一呼吸おいて考える方法・考え方
を記事にしました。
まだまだ続く子育てライフの一助となれればと考えます。
それでは、各内容を説明していきます。
・前段階:子供がいない所で、冷静に思い返す。
・考え方① 子供は自立した1人の人間。違う生き物であることを理解する。
・考え方② 子供が何を考えているかを子供目線で考える。
・考え方③ 自分自身を変えていかなければならないと自覚する。
・まとめ(子供のためを思っての行動ですが。)
1.子供がいない所で、冷静に思い返す。
子供がいる状況では、どうしても感情的に行動してしまうことが多いです。
まず、子供がいない状況を少しでも良いので作りましょう。
そして、叱ってしまった場面を思い返してください。
・片付けをしない。
・ご飯中に立ち上がり、走り回る。
・歯を磨かない。
・何をやるにも、マイペース過ぎる。。
・おむつにうんちが出ているのに、替えさせてくれず、遊ぶ。(我が家)
様々な場面があります。
叱った後、どんな状況でしたか。
・子供が怖がっていた。
・反抗してきた。
・全く効果なし(無視)
・言われた通りに行動した!(奇跡?)
子供の行動が改善されるケースはありますが、叱った自分自身はモヤモヤしたり、
「またやってしまった。。」と自己嫌悪します。
この状況を繰り返したくないと、振り返ってください。
ここから、考え方を3つ説明します。
考え方① 子供は自立した1人の人間。違う生き物であることを理解する。
自分は、
・部屋がちらかるから、すぐ片づけなさい!
・ご飯の時は立ち上がっちゃダメ。行儀が悪いから、座って食べなさい!!
・虫歯になるから、ちゃんと歯を磨きなさい!!!
という思いで、子供のために叱ります。
正論です。
しかし、子供から見ると、なぜ叱られるのか理解できないため、違った行動をします。
子供は子供の考えがあり、自分とは違う生き物です。
それ故に、反抗したり、無視したりするのだと、思ってください。
仮に、叱ってやめさせても、子供は理解してやめていません。
叱られる恐怖感によりやめます。
恐怖は、脳を委縮させて、考える力を低下させます。
やめてほしいと伝えようとしているのに、叱ることで子供の判断能力を
下げています。本末転倒です。
叱らず、諭す。目的をしっかり子供に伝える必要があります。
考え方② 子供が何を考えているかを子供目線で考える。
子供が何を考えているか。なぜ、そのような行動をするのか。毎回するのか。
結論は、子供がやりたいからです。ここ、重要です。
・片づけより、遊びたい。
・食事より走りたい。
・歯磨きより何かしたい。
そういった考えで子供は動いています。
その大前提を把握することが重要です。
そうすることで、どのように行動すればよいか考えることができます。
考え方③ 叱らずに行動してくれる方法を自分自身で考える。
「世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら、耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ。」
という、筆者の好きな言葉があります。
結局、他者を変えるより、自分を変えた方が早いし、効果てきめんです。
子育てに限らず、会社・学校等の様々な場面でも同じですが、自分を変えてください。
最近、叱らずに育てることが流行していますが、必要なときは、叱る必要があると考えます。
あくまで、非常事態として、です。
一例としては、
・人の道に反したとき(犯罪・弱い者いじめ等)
・今この瞬間に激を飛ばさないと、一生後悔させることになると思ったとき。(道路に飛び出す等)
です。
これ重要です。
まとめ(子供のためを思っての行動ですが。)
子供のためにやっているのに。。と日々奮闘していますよね。
しかし、自分のやり方を変えない限り、子供の成長は意図した方向へ行かないことが多いですし、
その方が早く変えられる可能性は高いです。
仮に、叱り続けて、無理やりその行動をやめさせても、子供の不満は蓄積していくばかりだと考えます。
自分自身と子供は違う人間。違う考え方が当たり前です。
そのことを認識すると、意外と視野が広がり、子供の行動を許容できると思います。
いかがでしたでしょうか。
子供を叱る前に考えること3選。ご自身で考えてみてください。
参考資料:
・子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」 著:石田勝紀
・攻殻機動隊
終わりです。
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